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【妊婦さん向け】つらい腰痛、もう悩まない!妊娠中の腰痛を和らげる方法まとめ

プレママの皆さん、こんにちは!

赤ちゃんがお腹の中でスクスク育っていくのは、本当に嬉しいことですよね。でも、その一方で、体のあちこちに不調が出てくることも。特に多くのママが悩まされるのが「腰痛」ではないでしょうか?

「立ち上がる時にズキッ!」「寝返りを打つのがつらい」「長時間座っていると腰が固まる感じがする」

そんな経験、ありませんか? 妊娠中の腰痛は本当につらいですよね。でも、安心してください。あなただけではありません!多くの妊婦さんが経験する、ある意味「妊娠あるある」なんです。

今回は、そんなつらい妊娠中の腰痛の原因と、少しでも楽になるための具体的な対策をまとめてご紹介します!

 

なぜ? 妊娠中に腰が痛くなる主な原因

まず、どうして妊娠すると腰が痛くなりやすいのか、その理由を知っておきましょう。

  1. ホルモンの影響(リラキシン): 出産に向けて骨盤周りの靭帯(じんたい)を緩める「リラキシン」というホルモンが分泌されます。この影響で関節が不安定になり、腰に負担がかかりやすくなります。
  2. 体重の増加: 赤ちゃんの成長とともにママの体重も増えます。増えた体重を支えるために、腰や背中の筋肉に負担がかかります。
  3. 姿勢の変化(重心の移動): お腹が大きくなるにつれて体の重心が前に移動します。バランスを取ろうとして無意識に腰を反らせるような姿勢(反り腰)になりがちで、これが腰痛を引き起こします。
  4. 筋肉への負担: 大きくなるお腹を支えるために腹筋が引き伸ばされ、背中側の筋肉に頼ることが多くなり、負担が増加します。
  5. ストレス: 妊娠中の不安やストレスが筋肉を緊張させ、腰痛を悪化させることもあります。

これらの要因が複合的に絡み合って、腰痛が起こりやすくなるんですね。

 

今日からできる!腰痛を和らげるセルフケア方法

つらい腰痛も、日々のちょっとした工夫で和らげることができます。無理のない範囲で試してみてくださいね。

  1. 姿勢を意識する
  • 立つとき: 背筋を伸ばし、肩の力を抜いて、お腹を軽く引き締めるイメージで。左右の足に均等に体重をかけるように意識しましょう。長時間立ち続ける場合は、時々片足を低い台に乗せるなどして姿勢を変えると楽になります。
  • 座るとき: 椅子に深く腰掛け、背もたれを利用しましょう。足が床につかない場合は、足元に台を置くと良い姿勢を保ちやすくなります。クッションを腰の後ろに入れるのもおすすめです。足を組むのは避けましょう。
  • 寝るとき: シムス位(横向きになり、上側の足を曲げて前に出し、下側の足は楽な位置に伸ばす姿勢)がおすすめです。抱き枕やクッションを足の間に挟んだり、お腹の下に入れたりすると、腰への負担が軽減され、楽に眠りやすくなります。(特に妊娠後期は、仰向けで寝ると大きな子宮が血管を圧迫することがあるため、横向き寝が良いとされています。)
  • 物を拾うとき: 膝を曲げて腰を落とし、物をお腹に近づけてから持ち上げましょう。腰だけを曲げて拾うのはNGです!
  1. 適度な運動とストレッチ

医師に相談の上、体調が良い時に無理のない範囲で行いましょう。

  • マタニティヨガ・ピラティス: 骨盤周りの筋肉を整えたり、正しい姿勢を意識したりするのに役立ちます。オンラインレッスンなども活用してみましょう。
  • ウォーキング: 気分転換にもなり、全身の血行促進に繋がります。無理のないペースで、安定した道を選びましょう。
  • スイミング・水中ウォーキング: 水の浮力が腰への負担を軽減してくれるので、楽に体を動かせます。
  • 簡単なストレッチ:
    • 四つん這いのポーズ(キャット&カウ): 四つん這いになり、息を吸いながら背中を反らせ、吐きながら背中を丸めます。ゆっくり繰り返しましょう。
    • 骨盤を傾ける運動(ペルビックティルト): 仰向けに寝て膝を立て(妊娠後期は横向きで)、息を吐きながらおへそを覗き込むように腰を床(またはベッド)に押し付け、吸いながら元に戻します。
  1. 日常生活での工夫
  • 靴選び: ヒールの高い靴は避け、安定感のあるフラットシューズや、クッション性の良いスニーカーを選びましょう。
  • 温める・冷やす: 慢性的な痛みには、蒸しタオルやカイロ(お腹への直接使用は避ける)、ぬるめのお風呂(3840℃くらい)で温めると血行が良くなり楽になることがあります。急な痛みや炎症がある場合は、冷やす方が効果的なことも。どちらが良いか迷う場合や、症状が強い場合は医師に相談しましょう。
  • マッサージ: 家族に優しくさすってもらったり、妊婦さんOKのマッサージサロンでケアを受けたりするのも良いでしょう(施術を受ける際は必ず妊娠中であることを伝え、専門の知識があるか確認しましょう)。
  • 休息: 無理は禁物!疲れたと感じたら、横になったり、楽な姿勢で座ったりして体を休ませましょう。
  1. サポートグッズを活用する
  • 骨盤ベルト・妊婦帯: 骨盤を安定させたり、大きなお腹を下から支えたりすることで、腰への負担を軽減する効果が期待できます。種類も様々なので、助産師さんやかかりつけ医に相談して、自分に合ったものを選びましょう。
  • 抱き枕・クッション: 寝るときの姿勢をサポートしてくれます。

 

こんな時は要注意!すぐに病院へ相談を 

ほとんどの腰痛は妊娠に伴う生理的なものですが、中には注意が必要なケースもあります。以下のような症状がある場合は、自己判断せず、すぐにかかりつけの産婦人科医に相談してください。

  • 痛みが非常に強い、またはどんどん悪化する
  • 安静にしていても痛みが続く
  • 腰だけでなく、お尻や足にしびれや痛み(坐骨神経痛など)がある
  • 発熱や排尿時の痛み、残尿感などを伴う(尿路感染症の可能性)
  • 規則的なお腹の張りや出血を伴う痛み(切迫早産の可能性)

 

まとめ

妊娠中の腰痛はつらいものですが、原因を知り、日常生活で少し工夫するだけで、痛みを和らげることができるかもしれません。

今回ご紹介した方法を参考に、ご自身に合ったケアを見つけてみてくださいね。

何よりも大切なのは、無理をしないこと。そして、心配なことや、つらい症状が続く場合は、遠慮なくかかりつけの医師や助産師さんに相談することです。

お腹の赤ちゃんとご自身の体を大切にしながら、残りのマタニティライフを少しでも快適に過ごせるよう、心から応援しています!

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