MENU

【妊婦さん必見】サーモンは食べてもOK?知っておきたいポイントと安心レシピ🐟

妊娠中のプレママの皆さん、こんにちは!赤ちゃんのことを考えると、毎日の食事にも一層気を使いますよね。「これは食べても大丈夫?」「赤ちゃんに影響はない?」と、食材ひとつひとつに気を配る方も多いのではないでしょうか。

栄養満点で美味しいサーモン。お寿司やお刺身、焼き魚など、いろいろな料理で楽しめて人気の食材ですが、妊娠中に食べても問題ないのか、気になるところですよね。今回は、妊婦さんがサーモンを食べる際の注意点や、安心して食べるためのポイントを詳しく解説します!

結論:サーモンは「加熱」すれば妊婦さんも安心して食べられます!

まず結論からお伝えすると、サーモンは「しっかり加熱」すれば、妊娠中でも安心して食べられる栄養豊富な食材です。しかし、生のサーモンや加熱が不十分なものには注意が必要です。

【最重要】生や加熱不十分なサーモンは避けましょう!
特に生のサーモン(お寿司、お刺身)やスモークサーモン(冷燻製)は、リステリア菌食中毒のリスクがあるため、妊娠中は控えるのが基本です。

サーモンの嬉しい栄養素✨

サーモンには、妊娠中に積極的に摂りたい栄養素がたくさん含まれています。

  • DHA・EPA:赤ちゃんの脳や神経系の発達に良いとされるオメガ3系脂肪酸です。
  • 良質なタンパク質:赤ちゃんとママの体を作るために不可欠です。
  • ビタミンD:カルシウムの吸収を助け、骨の健康を保ちます。
  • アスタキサンチン:抗酸化作用があり、ママの健康維持にも役立ちます。

加熱調理をすれば、これらの栄養を安心して摂ることができますよ。

【要注意!】サーモンを食べる際の具体的な注意点

1. 生サーモン(お寿司・お刺身など)のリスク

生のサーモンを避けるべき主な理由は「リステリア菌」と「アニサキス(寄生虫)」のリスクです。

  • リステリア菌: 低温でも増殖できる細菌で、妊婦さんが感染すると、赤ちゃんに影響が出て流産や早産、死産、新生児髄膜炎などを引き起こすことがあります。リステリア菌は加熱によって死滅します。
  • アニサキス: 魚介類にいる寄生虫で、食べると激しい腹痛などを起こすことがあります。十分な加熱または適切な冷凍処理(-20℃で24時間以上など)で死滅します。 養殖サーモンは天然物に比べてアニサキスのリスクは低いと言われますが、ゼロではありません。

これらのリスクを避けるため、妊娠中は生のサーモンの摂取は原則として控えましょう。

2. スモークサーモンの注意点

おしゃれな前菜などでおなじみのスモークサーモンも、注意が必要です。

  • 冷燻製(れいくんせい):低温でじっくり燻製するタイプです。中心部まで十分に加熱されていないため、リステリア菌が残っている可能性があります。妊娠中は避けるのが賢明です。
  • 温燻製(おんくんせい):高温で燻製・加熱処理されているタイプです。こちらは比較的安全性が高いですが、製品表示をよく確認し、「加熱済み」と明記されているものを選びましょう。心配な場合は、食べる前にもう一度加熱するとより安心です。

厚生労働省も、スモークサーモンはリステリア菌のリスクがある食品として注意喚起しています。

3. 水銀の含有量について

魚に含まれる水銀について心配される方もいるかもしれませんが、サーモンは、マグロ類やキンメダイ、メカジキなどの大型魚と比較して、水銀の含有量は少ない魚に分類されます。厚生労働省が発表している「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」でも、サーモンは特に摂取量を厳しく制限されている魚種には含まれていません。

ただし、どんな食材も「食べ過ぎ」は良くありません。バランスの取れた食事の中で、週に数回、適量を楽しむ程度であれば問題ないでしょう。(例:1週間に切り身で2切れ程度など)

【安心!】加熱したサーモンは栄養満点でおすすめ!

中心部までしっかり火を通せば、リステリア菌やアニサキスの心配はなくなり、サーモンの豊富な栄養を安全に摂ることができます。

おすすめの調理法

  • 焼き魚(塩焼き、照り焼き、西京焼きなど):シンプルな調理法で、素材の味を楽しめます。皮までパリッと焼くと美味しいですね。
  • ムニエル:小麦粉をまぶしてバターで焼けば、風味豊かでご飯にもパンにも合います。
  • ホイル焼き:野菜と一緒に包んで蒸し焼きにすれば、栄養バランスも良く、洗い物も楽ちん。
  • 煮付け:和風の甘辛い味付けで、ご飯が進みます。
  • ちゃんちゃん焼き:野菜と味噌で炒め煮にする北海道の郷土料理。栄養満点です。
  • パスタやグラタンの具材として:加熱したサーモンをほぐして使えば、レパートリーも広がります。

加熱の目安は、中心温度が75℃で1分以上です。見た目では、身の色が全体的に変わり、不透明になるのが目安です。

よくある質問 Q&A

Q1. どうしてもお寿司が食べたい時はどうすればいいですか?

A1. 妊娠中にお寿司を完全に我慢するのは辛いですよね。もし食べる場合は、生の魚介ネタは避け、加熱済みのネタ(エビ、うなぎ、穴子、卵焼きなど)や、野菜巻き(かっぱ巻き、かんぴょう巻きなど)を選ぶようにしましょう。サーモンやマグロなどの生ネタは、残念ですが出産後のお楽しみにするのが安全です。

Q2. どのくらいの量なら食べても大丈夫ですか?

A2. 加熱したサーモンであれば、前述の通り水銀のリスクは低いので、一般的な魚の摂取目安(週に2~3食、1食あたり切り身1枚程度)の範囲で楽しむことができます。ただし、特定の食品に偏らず、多様な食材をバランス良く食べることが基本です。

まとめ:正しい知識で、美味しく安全にサーモンを楽しもう!

サーモンは、調理法に気をつければ妊娠中でも安心して食べられる、栄養価の高い優れた食材です。

  1. サーモンは必ず中心部までしっかり加熱する!
  2. 生サーモン(お寿司、刺身)や冷燻製のスモークサーモンは避ける。
  3. 加熱すればDHA・EPAなどの栄養を安全に摂取できる。
  4. 水銀の心配は少ないが、バランスの取れた食事を心がける。

これらのポイントを守って、たまには美味しいサーモン料理で気分転換しつつ、健やかなマタニティライフを送ってくださいね。

食事に関して不安なことや、体調に変化があった場合は、自己判断せずに必ずかかりつけの医師や助産師さんに相談しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次