【青空レストラン】掛川抹茶のお取り寄せ!静岡県掛川市【5月31日】

5月31日の満天青空レストランでは、川田裕美さんがゲストで、静岡県掛川市の、掛川抹茶を教えてくれました。

今回は、静岡県掛川市が誇る「掛川抹茶」の魅力と、その特徴、そして美味しい楽しみ方まで、たっぷりお届けします。抹茶好きの方も、これから抹茶を始めてみたい方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

「掛川」ってどんなところ?お茶作りに最適な環境

掛川市は、静岡県の西部に位置する、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた地域です。特に、「深蒸し茶」の産地として全国的に有名で、その生産量は日本一を誇ります。

なぜ掛川がお茶作りに適しているのかというと、いくつかの理由があります。

  • 温暖な気候と日照時間: お茶の生育に必要な日照時間が長く、一年を通して温暖な気候が続きます。
  • 適度な雨量と水はけの良い土壌: 豊かな雨量がありつつも、水はけの良い丘陵地が多く、お茶の根がしっかり育つ環境です。
  • 朝晩の寒暖差: 内陸部に位置するため、昼夜の寒暖差が大きく、これによりお茶の旨味成分であるアミノ酸が蓄積されやすくなります。

これらの自然条件が、質の高いお茶、そして質の高い抹茶を生み出す土壌となっています。掛川市は、長年にわたるお茶作りの歴史と技術が息づく、まさに「お茶の里」なんです。


掛川抹茶、その特徴と魅力

掛川抹茶は、深蒸し茶で培われた技術を活かし、他とは一線を画す独自の魅力を持っています。

1. 濃厚な旨味と深いコク

掛川抹茶の最大の特徴は、その濃厚な旨味と深いコクです。一般的な抹茶よりも茶葉を長く蒸す「深蒸し」の技術を取り入れているため、茶葉の細胞が壊れやすく、旨味成分が溶け出しやすくなります。これにより、口に含んだ瞬間に広がる芳醇な旨味と、どっしりとしたコクが味わえます。

2. 鮮やかな緑色

茶葉を覆い(遮光栽培)育てることで、光合成を抑え、クロロフィル(葉緑素)の生成を促進します。これにより、掛川抹茶は非常に鮮やかな美しい緑色をしているのが特徴です。お茶を点てた時の色合いは、見た目にも癒やしを与えてくれます。

3. まろやかな口当たりと少ない渋み

深蒸しにより、茶葉の渋み成分であるカテキンが抑えられる傾向にあるため、掛川抹茶は渋みが少なく、非常にまろやかで優しい口当たりが楽しめます。抹茶初心者の方や、苦味が苦手な方にもおすすめです。

4. 豊かな香り

掛川の自然環境と丁寧な製茶技術によって引き出される、青々とした爽やかな香りと、甘く深みのある香りが特徴です。飲むたびに心が落ち着くような、豊かな香りの余韻に浸ることができます。


掛川抹茶の美味しい楽しみ方

せっかくの掛川抹茶、様々な方法でその魅力を味わってみましょう。

1. お抹茶として点てる

やはり抹茶の醍醐味は、お茶碗で点てて飲むスタイルです。掛川抹茶は、そのまろやかさから、初心者の方でも美味しく点てることができます。

  • 薄茶(うすちゃ): 一般的な飲み方。抹茶約2gに70~80℃のお湯を約70ml注ぎ、茶筅で泡立てます。軽やかな泡立ちと、抹茶本来の旨味と香りを存分に楽しめます。
  • 濃茶(こいちゃ): より濃厚な味わい。抹茶約4gに60℃前後のお湯を約30ml注ぎ、茶筅で練り合わせます。とろりとした口当たりと、凝縮された旨味を堪能できます。

2. ラテやスイーツにアレンジ

牛乳や豆乳で割って抹茶ラテにしたり、ヨーグルトやスムージーに混ぜたりするのもおすすめです。掛川抹茶の濃厚な旨味とまろやかさは、乳製品との相性も抜群です。また、クッキー、ケーキ、パンなどのスイーツや料理の材料としても、その鮮やかな色と豊かな風味を活かせます。

3. お菓子やお料理に活用

最近では、抹茶塩、抹茶ドレッシング、抹茶蕎麦など、料理にも抹茶を取り入れる動きが広がっています。掛川抹茶の鮮やかな色と上品な香りは、食卓に彩りと和の風味を加えてくれるでしょう。


掛川抹茶のお取り寄せ

掛川抹茶は、地元の茶舗やAmazon、楽天、ヤフーショッピングなどの通販でお取り寄せできます。

 

葛どらもおすすめ。

 

 

まとめ:奥深き掛川抹茶の世界を体験しよう!

掛川抹茶は、深蒸し茶の技術が育んだ、濃厚な旨味、鮮やかな緑色、そしてまろやかな口当たりが特徴の、静岡が誇る新名産です。

茶道経験がない方でも、気軽に日常に取り入れやすいのが魅力。ぜひこの機会に、掛川抹茶を試して、その奥深い世界を体験してみてください。きっと、あなたのティータイムが、より豊かで特別なものになるはずです。

美味しい掛川抹茶とともに、素敵な時間をお過ごしください!