
10月18日の満天青空レストランでは、神奈川県三浦市の、オニカサゴを教えてくれましたので紹介します。
オニカサゴとは?
鋭いトゲにゴツゴツとした体表、そして強面な顔つき…。初めて見ると誰もがギョッとするこの魚こそ、深海に潜む高級魚「オニカサゴ」です。その見た目から「鬼」の名を冠していますが、一度食べればその評価は一変!上品な旨みと食感で、食通を唸らせる海の恵みです。
オニカサゴはカサゴの仲間の中でも特に美味とされ、市場に出回る量も少ないことから、非常に高値で取引されています。
見た目の「鬼」と味の「極上」
オニカサゴは、水深80m~200mほどの海底に生息する根魚です。体色は赤や朱色で、全身にトゲが目立ちますが、その身には驚くべき特徴があります。
- 透明感のある上質な白身: 脂肪分は控えめながら、旨み成分が非常に濃く、上品な甘みを持っています。透明感のある身は、鮮度の証です。
- 煮ても硬くならない身質: 煮付けにすると、身がふっくらと柔らかく、凝縮された旨みが汁に溶け出し、極上の味わいになります。
- アラから出る極上の出汁: 食べられる部位は少なくても、頭や骨から非常に豊かな出汁が取れます。この旨みが凝縮された出汁こそが、オニカサゴ料理の要です。
おすすめの調理法:旨みを丸ごと味わい尽くす!
オニカサゴは、調理法によって様々な顔を見せてくれます。特に下記の調理法は、その魅力を最大限に引き出します。
- 刺身・握り: 鮮度が良いものは、まずは刺身で。コリコリとした食感と、噛むほどに広がる甘みが格別です。皮目を炙る「焼き霜造り」も香ばしくておすすめです。
- 鍋物・しゃぶしゃぶ: 最高の食べ方として知られます。アラから取った出汁で身をさっと湯通しすると、身が引き締まり、旨みが凝縮。締めの雑炊まで、一滴残らず楽しめます。
- 煮付け: 濃いめの味付けで煮付けると、身がホロホロになり、ご飯が進む一品に。頭や皮の間の身まで、骨の髄までしゃぶりたくなります。
- ヒレ酒: 切り取ったヒレを乾燥させて炙り、熱燗に入れると、独特の芳醇な香りが日本酒を一層引き立てます。
オニカサゴのお取り寄せ
オニカサゴは通販でお取り寄せできます。
まとめ
青空レストランの情報です。