妊婦でも万博第3弾!くら寿司へGO!平日なのに人多すぎ?優先レーンを活用した1日体験レポ

こんにちは!万博大好き、現在妊娠中の私が、またまた大阪・関西万博に行ってきました!これで3回目の万博です。通期パスを購入したのが5月15日だったので、通期パスでは2回目の参戦となります。今回の訪問日は5月22日(平日)。妊婦が無理せず、話題のパビリオンやグルメを楽しめるのか、詳細にレポートしていきたいと思います!

 

 

今回のミッション:

  • 3日前に先着で予約した17時からの「韓国館」
  • そして何より、予約争奪戦を勝ち抜いた「くら寿司」!

7日前抽選には間に合わなかったものの、くら寿司の予約が取れたからこの日に決行!という、食いしん坊妊婦ならではの万博計画です(笑)。

 

いざ西ゲートへ!開場前の熱気とまさかの最前列ゲット!

今回もシャトルバスを利用し、西ゲートから9時入場の予約です。気合を入れてシャトルバスの始発に乗車!その甲斐あって、かなり早い時間に会場の外に到着することができました。すでに多くの人が並んでいましたが、列の移動が始まった際、途中の分岐点で運良く前方の列に合流でき、なんと手荷物検査の列で一番前を陣取ることに成功!これは幸先の良いスタートです。

 

いつものように、9時の少し前に手荷物検査がスタート。そしてQRコードリーダーの前へ。ここで「QRコードは9時にならないと使えません」とのお達しがあり、しばし待機。その間、係員のおじさんに「通期パス?何回目?」とフレンドリーに話しかけられました。「通常パスで1回、通期パスではこれが2回目です」と答えると、「まだまだ体験してないの多そうやね。気をつけて楽しんでね」と温かい言葉をかけていただき、ほっこりした気持ちに。こういうコミュニケーションも万博の醍醐味ですよね。

 

開場!ダッシュは禁物、でも心は逸る当日予約へ

そしていよいよ9時開場!周囲が一斉に動き出しますが、私は妊婦。ダッシュは禁物です。逸る気持ちを抑えつつ、まずはいつも通り、当日予約機へ向かいます。狙うはもちろん人気パビリオン!

そして、お目当てだった「大阪ヘルスケアパビリオン リボーン体験」を15時で無事ゲット! 人生ゲーム付きも気になったのですが、希望の時間帯が埋まっていたため、今回はリボーン体験のみで予約しました。続けてスマホで、これまた人気の「TECH WORLD」を10時30分からでゲット! やりました!当日予約を予約機とスマホで2つゲットする裏技は、まだ有効のようです。この裏技、本当にありがたい!

当日予約の裏技(自己責任で!):
万博アプリからの予約と、会場に設置されている当日予約機での予約は、それぞれ別枠で1つずつ取れる(場合がある)というものです。ただし、ルール変更の可能性もあるので、常に最新情報を確認してくださいね。
 

午前中は物欲解放!限定グッズと気になるパビリオン巡り

無事に午前中の予約を確保できたので、次は物販エリアへ。心置きなくショッピングタイムです!

JR公式グッズ売り場でミャクミャクICOCAをゲット!

まずはJR公式グッズ売り場へ直行。お目当ては、もちろんミャクミャクとコラボしたICOCA! 無事に購入できて一安心です。実は本命だったパスケース入れは残念ながら見当たらず…。でも、次点で欲しかったデザインのものがあったので、そこで妥協しました。万博グッズ、可愛すぎてついつい買ってしまいます。

東ゲート「大丸」へ!ジェラピケコラボを求めて大移動

次に目指すは、なんと正反対の東ゲートにある「大丸」の店舗。結構な距離がありますが、お目当ては「ジェラートピケ」とのコラボ商品! 一縷の望みをかけて向かいます。実は、このジェラピケコラボ、私が行った前日に発売されたのですが、情報によると「殴り合いの大乱闘」状態だったとか…。そのため、急遽発売中止になり、翌日(つまり私が行った日)からは整理券対応での販売に切り替わったとのこと。これなら妊婦でも安心して買えるかも?と期待しての長旅です。

 

道中、ふと目に留まった「ベルギー館」のワッフルに誘惑され、プレーンとチョコを1つずつ購入。焼きたての甘い香りがたまりません。こういう寄り道も万博の楽しみの一つですよね。

そして、西ゲートから約20分近くかかって、ようやく東ゲートの大丸に到着!いやー、遠かった!お目当てのミャクミャク様のチャームは残念ながら売り切れでしたが、ティッシュケースと抱き枕を購入することができました!朝一番で大きな抱き枕を買ってしまうという、冷静に考えればなかなかのチャレンジャーな行動ですが(笑)、その可愛さには抗えませんでした。この子が今日の万博巡りのお供です(そして最大の荷物です)。

妊婦さんの持ち物注意点:
万博はとにかく歩きます!そして、ついついお土産も増えがち。特に大きなぬいぐるみや抱き枕などは、後々の移動を考えると計画的に購入するか、コインロッカーなどを活用するのがおすすめです。私はこの抱き枕を一日中抱えて歩くことになりました(笑)。
 

ミャクミャクハウスは断念…ピンバッジ欲しかった!

ジェラピケで満足した後は、ミャクミャクに会える(かもしれない)「ミャクミャクハウス」へ。あわよくばピンバッジもゲットしたい!と思ったのですが、到着してみると「次のご案内は12時10分の回になります」とのこと。さすがにそんなに長時間待つことはできないので、今回は残念ながらスルーしました。ピンバッジ、欲しかったなぁ…。またの機会に期待です。

 

いよいよパビリオン巡り!妊婦優先レーンはある?ない?

気を取り直して、パビリオン巡りを開始します!まずは手近なところから。

カナダ館:AR体験と嬉しい一言

最初に訪れたのは「カナダ館」。こちら、妊婦優先レーンは見当たらなかったのですが、入口の係員のお姉さんに「妊娠中なのですが…」と尋ねてみたところ、「どうぞこちらへ」と快く案内してくださり、列をスキップして入場させてもらえました!しかも「おめでと」と優しい言葉までかけていただき、朝から心が温まりました。本当にありがたいです。

 

パビリオン内部は、タブレット端末を手に持って進むスタイル。館内に設置された白い氷山のようなオブジェにタブレットをかざすと、画面の中には美しい森が広がったり、釣りをしている人が現れたりと、AR(拡張現実)を駆使した体験が楽しめます。ただ、このタブレットが地味に重い! 朝から抱き枕やらお土産やらで既に両手が塞がり気味の私には、少々大変でした。内容は興味深かったのですが、もう少し軽量化されると嬉しいですね。

 

ブラジル館:陽気な雰囲気と嬉しいお土産

続いて向かったのは「ブラジル館」。こちらは事前の情報で妊婦優先レーンがないと聞いていたので、覚悟して一般列へ。幸い、10分も並ばずに入館できました。平日の午前中でも、やはり人気パビリオンは多少の待ち時間が発生しますね。

 

館内は、正直、少し不思議なアート作品が多かった印象ですが、奥に進むと来場者全員に素敵なポンチョをプレゼントしてもらえました!これは嬉しいサプライズ。良い記念になります。

実は、前回ブラジル館のキッチンワゴンで飲んだアサイーシェイクが絶品だったので、今回も楽しみにしていたのですが…なんと売り切れ! 残念無念です。暑い日だったので、冷たいシェイクでリフレッシュしたかったのですが、こればかりはタイミングですね。

 

TECH WORLDと台湾スイーツでひと息。でも待ち時間が…

ブラジル館を出ると、あっという間にTECH WORLDの予約時間が迫ってきました。本当は人が少ない午前中にもっとパビリオンを回りたかったので、10時30分からの予約は少し早すぎたかな…と若干反省。ブラジル館からTECH WORLDまでは少し距離があり、予約時間は10時30分~11時00分。なんとか10時50分に到着しました。セーフ!…と思いきや。

TECH WORLD:未来技術と学生さんの熱気と日差し

パビリオン前に到着すると、なんと多くの学生さんたちが!どうやら学生さんの団体優先の時間帯だったらしく、一般の予約者はその後からの案内になるとのこと。結局、炎天下で30分ほど待たされる羽目に…。この日の日差しはかなり強く、日傘がなかったら危なかったです。妊婦さんはもちろん、皆さんも万博へ行く際は日傘や帽子、水分補給は必須ですよ!

 

ようやく中に入れたTECH WORLDは、腕にスマートデバイスを巻き付けて映像を見るというコンテンツ。最後に、自分がどのエリアの展示で感動したのかを分析して教えてくれるという、面白い試みでした。展示内容は、主に台湾の半導体事業の先進性や未来への展望を紹介するもので、技術の進化に驚かされるばかり。

そして、最後にはお土産としてオリジナルのエコバッグをいただけました!これは実用的で嬉しいですね。

 

台湾マンゴーかき氷:お値段にびっくり!でも味は…?

TECH WORLDを出ると、すぐ隣に飲食コーナーが。台湾のパビリオンを見た後だったので、口はすっかり台湾スイーツの気分です。そこで目に入ったのが「台湾マンゴーかき氷」!これは食べるしかないでしょう!

…と意気込んで注文したのですが、お値段を見てびっくり!なんと1杯1850円!! なかなかの高級スイーツです。以前、本場台湾に旅行に行った際もマンゴーかき氷は1500円ほどしましたが、それはそれは巨大で、一人では食べきれないほどのボリュームでした。それに比べると、こちらはやや小ぶり。この大きさで1850円は、正直割高感は否めませんね…。まあ、万博価格ということで仕方ないのかもしれませんが。

 

肝心のお味は、マンゴーもフレッシュで氷もふわふわで、とても美味しかったです!ただ、提供された木のスプーンが、個人的には少し苦手なザラザラとした舌触りで、そこだけがちょっと残念でした。でも、暑さの中で食べる冷たいかき氷は最高のご馳走です。

 

ガンダムパビリオン予約争奪戦!
かき氷を食べている間に、ちょうど「ガンダムパビリオン 未来世紀日本館」の当日予約が開始される時間になりました。すかさずスマホを取り出し、椅子に座ったまま予約争奪戦に参戦!これがまた繋がりにくくて大変なのですが、なんとか粘って14時12分~14時24分の予約を1枚ゲットできました!やったー!
しかし、ここで問題発生。私のスケジュールは…
  • くら寿司:13時30分~13時40分 (予約済み)
  • ガンダム:14時12分~14時24分 (今取れた!)
  • 大阪ヘルスケアパビリオン:15時00分~15時10分 (朝予約済み)
…これ、かなりタイトですよね?特にくら寿司からガンダム、そしてヘルスケアへの移動時間を考えると、間に合わない可能性も…。でも、「なんとかなる!」と前向きに捉えることにしました(笑)。
 

いよいよ本日のメインイベント!万博「くら寿司」体験レポ

ガンダムの予約も取れ、次なる目的地は前回レストラン利用のみだった「インドネシアパビリオン」。こちらも入口で妊娠中であることを伝えると、優先的に中へ案内していただけました。本当に感謝です!

インドネシアパビリオン:涼しさと文化の融合

館内は冷房がしっかりと効いていて、まさにオアシス!生き返る心地でした。展示は、鳥人間のようなユニークなオブジェがあったり、伝統的な武器が飾られていたりと、見ごたえ十分。インドネシアの多様な文化に触れることができました。

 

そして、いよいよ本日のメインディッシュ、「万博くら寿司」へ!万博のくら寿司は予約が本当に大変で、まさに争奪戦。何とか自力で勝ち取った貴重な予約です。決して転売ヤーから買ったわけではありませんよ!(笑)他に何かしていると時間が危うそうだったので、少し早めの13時10分くらいにチェックインしました。

 

万博限定「くら寿司」その実力やいかに!?

実際に呼び出されたのは、予約時間のほぼ最後、13時38分。店内は、いつものくら寿司の雰囲気もありつつ、万博ならではの特別感も漂います。

こちらのくら寿司のシステムは、通常のお寿司は1皿150円。そして注目の各国の料理をイメージした万博限定メニューは、レーンに回っているものを取れば300円、タッチパネルで注文すると320円という設定でした。時間がなかったので、とりあえずおいしそうなものを直感でチョイスして注文!

 

 

 さて、肝心のお味ですが…。正直に言うと、「うーん、ちょっと微妙…?」というのが第一印象でした。特にチキン系のメニュー(各国のソースでアレンジしたもの)は、ベースが低温調理した鶏ハムのような食感で、どれも似たような印象。

 

もちろん、不味いわけではないのですが、期待値が高すぎたのかもしれません。チリクラブ風のものは、カニの風味もしっかりしていて普通に美味しかったです。ドイツ名物のカリーブルストもありましたが、以前ドイツで食べた時のあの感動はありませんでした。

私たち夫婦2人で、お会計は約4800円。うーん、この内容でこのお値段なら、個人的には前回食べたインド館のビリヤニ(1800円)の方が満足度は高かったかなぁ、というのが正直な感想です。決して「まずい!」というわけではないので、ハードルを上げすぎなければ楽しめると思います。ただ、早朝から長時間並んでまで食べるべきか…と聞かれると、少し考えてしまうかもしれません。あくまで個人の感想ですが!

妊婦的くら寿司チェック:
座ってゆっくり食事ができるのは、妊婦にとって非常にありがたいポイントです。ただ、予約の取りにくさと、価格と味のバランスを考えると、他のレストランも検討の余地があるかもしれません。生物を避けたい妊婦さんにとっては、火の通ったメニューが多いのは安心材料かも。
 

怒涛の午後!人気パビリオンをハシゴ!妊婦はどこまで行ける?

くら寿司でお腹を満たした(?)後は、時間との戦いです!急いで「ガンダムパビリオン」へ向かいます!

ちなみに、道中で見かけた「フューチャーライフヴィレッジ」(月と火星の隕石が展示されているパビリオン)は、SNSでバズった影響か、なんと40分待ちの大行列!今回は泣く泣くスルーです。隕石、見たかったなぁ…。万博は、本当に話題に事欠きませんね。

ガンダムパビリオン 未来世紀日本館:迫力の展示に興奮!

くら寿司から大急ぎで向かい、なんとか予約時間に間に合いました。ガンダム世代(の夫)はもちろん、そうでない私でも楽しめる迫力ある展示でした!未来のモビリティや都市構想などがガンダムの世界観と共に表現されていて、非常に興味深かったです。滞在時間は短かったですが、見ごたえはありました。

ガンダムを見終わった時点で、時刻は14時55分。次の「大阪ヘルスケアパビリオン」の予約は15時00分~15時10分。…これは、どう考えても間に合わない!絶望的な気持ちでヘルスケアパビリオンに向かったのですが、ダメ元でスタッフの方に事情を話すと、「大丈夫ですよ」と、少しの遅刻なら普通に入場させてくれました! よかったー!万博のスタッフさん、本当に優しい方が多いです。

 

大阪ヘルスケアパビリオン:未来の自分とご対面?お土産もいっぱい!

「大阪ヘルスケアパビリオン リボーン体験」では、まず専用アプリと連携し、顔をスキャンされたり、手のひらを金属のバーに置いて体脂肪などを測定(されたと思います)。その後、大きなスクリーンに25年後の自分の姿が映し出されるという体験が!「へぇ~こんな感じになるのかなぁ」と、少し不思議な気持ちと未来への楽しみが湧いてきました。

 

これだけで終わりかと思いきや、館内にはロート製薬や森永乳業など、様々な企業のブースが出展されていて、これがまた面白い!おすすめのサプリグミを試食させてもらえたり、シャンプーのサンプルをいただけたりと、お土産がたくさんでホクホクです。

 

特に印象的だったのは、VRゴーグルを装着してビフィズス菌になりきり、悪玉菌と戦うというVRシューティングゲーム。これが意外と本格的で、夢中になってしまいました(笑)。

 

他にも、iPS細胞を使った心筋シートの展示や、近未来的な「ミライ人間洗濯機」の展示などもあり、健康と未来について考える良い機会になりました。ただ、この人間洗濯機、体験する様子が周りの人から丸見え状態なので、私は予約が空いていてもやりません(笑)。

妊婦的ヘルスケアパビリオン:
健康に関するテーマは、妊娠中の身としては特に興味深く見学できました。企業ブースでは座って説明を聞ける場所もあり、休憩がてら楽しむことができました。お土産も実用的なものが多くて嬉しいポイントです。

大阪ヘルスケアパビリオンを堪能しましたが、17時からの韓国館の予約時間が迫ってきたため、後ろ髪を引かれつつ退館。まだまだ見たいブースがたくさんありました。

韓国館:光と映像のイマーシブ体験とちょっぴり不安

予約していた「韓国館」へ。こちらは光と映像を駆使した、没入感のあるパビリオンでした。内容はかなり抽象的でアーティスティックな感じ。印象的だったのは、息を吹きかけてシャボン玉を作るというインタラクティブな展示。綺麗で面白い試みだとは思うのですが、今の時期(感染症が気になる時期)を考えると、「これ、もし感染症が流行ったら一気に広まりそう…」と、ちょっとヒヤヒヤしてしまいました。考えすぎかもしれませんが…。出口付近にはレストランもあり、美味しそうな韓国チキンがありましたが、今回は時間の都合でスルーしました。

 

 

夕暮れのパビリオン巡り:妊婦優先レーンのありがたみを再確認

時刻は17時を過ぎ、日も傾きかけてきました。体力的にもそろそろ限界が近いですが、もう少しだけ頑張ります!

アメリカ館:残念ながら今回は見送り…

次に「アメリカ館」へ。ここでも妊婦優先レーンがあるか尋ねてみたのですが、「優先レーンを使っても、現在1時間待ちです」とのこと。さすがに、ここから1時間待つ体力は残されていませんでした…。 楽しみにしていたパビリオンの一つだったので残念ですが、今回は諦めることに。無理は禁物です。

 

フランス館:さすがのホスピタリティと美しい展示に感動!

アメリカ館の隣にある「フランス館」へ。こちらも前評判が非常に高かったので期待大です!入口で妊婦であることを伝えると、なんとすぐにエレベーターへ案内され、3階の入口フロアへ直行させてくれました!これは本当にありがたい!フランス、メルシー!

 

館内は、期待を裏切らない素晴らしい空間。光の演出がとにかく美しく、幻想的な雰囲気に包まれます。特にルイ・ヴィトンのエリアは、皆さん夢中で写真を撮っていましたね。展示内容もボリュームがあり、フランスらしいエレガントなドレスの展示などは、うっとりするほど素敵でした。来てよかった!と心から思えるパビリオンでした。

 

アラブ首長国連邦パビリオン:エキゾチックな香りに包まれて

続いて「アラブ首長国連邦パビリオン」。館内に入ると、独特のお香のようなエキゾチックな香りが漂ってきました。砂漠の国らしい雰囲気を感じさせる展示をぐるりと一周して出てきました。特にインタラクティブな何かがあるわけではありませんでしたが、異文化に触れる良い機会でした。

 

オーストリア館:まさかのハプニング!

次に楽しみにしていた「オーストリア館」へ向かったのですが…なんと、入口に「展示中断中」の看板が。スタッフの方に伺うと、どうやら「何か偉い方が視察に来られている」とのことで、一時的に入場をストップしているようでした。タイミングが悪かったですね…残念。

 

スイスパビリオン:ハイジの世界と優しい対応

気を取り直して、お隣の「スイスパビリオン」へ。ここでもダメ元で妊婦優先レーンについて尋ねてみると、快く優先レーンへ案内していただけました!本当に助かります。スイスと言えばハイジ!ということで、館内には可愛らしい切り絵のハイジなどの展示がありました。併設の「ハイジカフェ」も気になったのですが、こちらは長蛇の列ができていたので、今回は諦めました。

 

体力の限界!19時過ぎ、万博会場を後に

スイスパビリオンを見終わった時点で、時刻は19時過ぎ。さすがに朝から歩き回った疲れがピークに達し、体力の限界を感じました。本当は、もう少し粘って夜の噴水ショーなども見たかったのですが、広場にはショー目当ての人がどんどん集まってきており、混雑も増してきました。

「もう無理はできないね」と夫と話し合い、ここで万博会場を後にすることに。万全の体調であればまだまだ回れたと思いますが、やはり妊婦の身体には、一日の活動限界があることを痛感しました。それでも、多くのパビリオンを巡り、たくさんの体験ができたので大満足です!

 

妊婦が3回目の万博を巡ってみて改めて感じたこと

妊婦優先レーンのありがたみ:
今回ほど、妊婦優先レーン(や、それに準ずる対応)のありがたみを感じたことはありませんでした。全てのパビリオンにあるわけではありませんが、対応してくださったスタッフの皆様には本当に感謝です。これがあるだけで、体力の消耗をかなり抑えられます。

平日の混雑具合:「平日の方が土日よりも人が多くない?」という疑問:
私が訪れたのは水曜日でしたが、正直、「本当に平日?」と思うくらい人が多かったです。特に人気のパビリオンやレストランは、平日でもかなりの待ち時間が発生していました。修学旅行生や遠足の団体も多く見かけました。もしかすると、会期が進むにつれて、平日でも来場者が増えているのかもしれません。「平日だから空いているだろう」と油断せず、ある程度の混雑は覚悟しておいた方が良さそうです。

持ち物と服装:
日傘、帽子、こまめな水分補給は必須です。また、歩きやすい靴、着脱しやすく体温調節しやすい服装を心がけましょう。私は今回、朝イチで抱き枕を買ってしまい、一日中持ち歩くのが大変だったので(笑)、お土産の購入タイミングも重要です!

休憩はこまめに:
少しでも疲れたら、無理せずベンチやレストランで休憩を取りましょう。万博会場は広大なので、計画的に休憩を挟むことが大切です。

 

まとめ:妊婦でも3回目の万博、最高に楽しめました!

今回の万博訪問も、朝から晩まで盛りだくさんな一日となりました。お目当てのくら寿司は、期待値が高すぎた感はありましたが、万博の雰囲気の中で食べるお寿司はやはり特別感がありましたし、何より予約争奪戦に勝った達成感は大きかったです(笑)。

たくさんのパビリオンを巡り、様々な体験をし、美味しいもの(高かったけど!)も食べ、そして何より、多くのスタッフの方々の温かい心遣いに触れることができました。妊婦という身体の制約はありましたが、事前の計画と情報収集、そして何よりも「無理をしない」という心構えがあれば、十分に万博を楽しむことができると改めて実感しました。

夜ご飯は、結局ヘトヘトで地元の駅に戻ってから、普通のお店でゆっくりと食べました。万博会場のレストランも魅力的でしたが、1時間以上待つのは今の私には正直無理でした…。

通期パスがあるので、また体調と相談しながら、今度は今回行けなかったパビリオンや、夜のイベントなども楽しめたらいいなと思っています。これから万博へ行かれる妊婦さんの、少しでも参考になれば嬉しいです!