【万博妊婦レポ】ルクセンブルク館は隠れた良パビリオン!優先レーン・天空ハンモック・限定レストラン徹底解説

大阪・関西万博、数々の華やかなパビリオンが立ち並び、どこから見ようか本当に迷ってしまいますよね!話題の巨大パビリオンももちろん魅力的ですが、実は「え、ここ、こんなに良かったの!?」と後からじわじわ感動がこみ上げてくるような、隠れたおすすめスポットもたくさんあるんです。今回ご紹介する「ルクセンブルク館」も、まさにそんなパビリオンの一つでした。

そして何より、このルクセンブルク館、ちゃんと妊婦さんに優しい優先レーンを設けてくれているんです!ただし、他のパビリオンとは少し勝手が違う、ちょっぴりユニークな待ち方と、驚きの体験が待っていました。今日は、そんなルクセンブルク館の魅力を、妊婦目線で徹底レポートしたいと思います!

 

 

優先レーンはあるけれど…ちょっぴり特殊な待ち時間とその攻略法!

ルクセンブルク館に到着し、さっそく入口のスタッフの方に「妊娠中なのですが、優先レーンはありますか?」と尋ねてみました。すると、「はい、ございますよ!ただ…」と、少し申し訳なさそうな表情。詳しく伺うと、こちらのパビリオンは団体で行動しながら映像コンテンツを順番に見ていく構成のため、優先レーンを利用しても、すぐに入室できるわけではないとのこと。

「優先レーンをご利用いただいても、だいたい20分から30分ほどお待ちいただくことになるかと思います」と、親切なお兄さん。「なるほど、そういうシステムなのね」と納得。確かに、一度に多くの人が入れるわけではない展示形式なら、優先レーンがあっても多少の待ち時間は仕方ありません。

 

ルクセンブルク館 妊婦優先レーンの賢い待ち方

ここで朗報です!ルクセンブルク館の優先レーンの待機列は、他の人気パビリオンの行列のように、常に牛歩でジリジリと進むタイプではありませんでした。むしろ、ほとんど動かない時間が長く、次のグループの案内が近づくと一気に進む、という感じ。これが何を意味するかというと…そう!持参した折りたたみ椅子が大活躍するのです!

ずっと立ちっぱなしで20分、30分と待つのは、お腹の大きな妊婦にとっては本当に過酷。でも、この「ほとんど動かない列」なら、折りたたみ椅子にどっかりと腰を下ろし、比較的楽な体勢で待つことができるんです。これは本当に助かりました!おかげで、体力的な負担もかなり軽減されました。

妊婦さんへのアドバイス:ルクセンブルク館へ行く際は、折りたたみ椅子の持参を強くおすすめします! これがあるだけで、待ち時間の快適さが格段に変わりますよ。

 

しばらく待っていると、スタッフの方に「こちらへどうぞ」と案内され、なんとパビリオンの裏口のような場所へ。そこには「VIP GUEST」と書かれた、ちょっとカッコいい雰囲気の扉がありました!「おお、なんだか特別な感じ!」と、ちょっぴりテンションが上がります。その扉の前で、再び入場の時を待ちます。

 

いざ、多様性の国ルクセンブルクへ!映像で巡る4つのフロア

「VIP GUEST」の扉が開き、いよいよ館内へ!ここで一般の待機列から来たゲストの方々と合流し、一緒にパビリオンを巡っていくことになります。

ルクセンブルクは、地理的にドイツ、フランス、ベルギーという大国に囲まれており、歴史的にも様々な文化の影響を受けながら発展してきた多民族国家。そのため、パビリオンの展示も「多様性」をテーマにした映像コンテンツが中心でした。

館内は、大きく分けて4つのフロア(エリア)で構成されており、1つのフロアでの映像鑑賞時間は約10分ほど。つまり、全て見終えるまでに約30~40分はかかる計算になります。映像は、ルクセンブルクの美しい自然や歴史的建造物、近代的な都市の姿、そしてそこで暮らす様々な人々の様子などが、スタイリッシュかつ芸術的に映し出されていました。異なる言語や文化が共存し、調和している様子は、見ていてとても興味深かったです。

ただ、映像コンテンツが中心で、かつフロアごとに移動しながら進んでいくため、想像していたよりも時間がかかったというのが正直な感想です。もし、この後に別のパビリオンの予約などを入れている方は、時間に余裕を持った計画を立てることをおすすめします。特に妊婦さんは、無理のないスケジュール管理が大切ですからね!

 

クライマックスは天空の寝心地!?衝撃のハンモックフロア体験!

そして、4つのフロアを巡り終え、いよいよルクセンブルク館のハイライトとも言える最後のフロアへ!ここに足を踏み入れた瞬間、私は思わず「わぁっ!」と声を上げてしまいました。

驚きと癒しの空間!床一面がハンモック!

なんと、そのフロアは、床一面が巨大なネットでできていて、まるで大きなハンモックのようになっているのです!そして、そのネットの上にゴロンと寝そべりながら、頭上と横2面のスクリーンの映像を鑑賞するという、なんともユニークな体験ができる空間でした。

「これはすごい!でも、ネットの上って歩きにくそう…お腹の大きな妊婦にはちょっと優しくないかも…?」と一瞬ためらいましたが、ここまで来たら体験しないわけにはいきません!「せっかくだから!」と、おそるおそるハンモックの上へ。足元がフワフワとしていて、確かに最初は少し歩きにくかったですが、すぐに慣れました。

そして、いざハンモックに身を委ねてみると…これが、もう、最高に気持ちいい!! まるで空中に浮かんでいるかのような、不思議な浮遊感と心地よい揺れ。日中の万博会場の喧騒や歩き疲れが、スーッと癒されていくのを感じました。頭上には、ルクセンブルクの美しい風景なのか、それとも抽象的なアート映像なのか、幻想的な映像が広がり、まるで夢の中にいるような気分でした。

ただ、ここで一つ残念なお知らせが。このハンモックフロアに入る際、スタッフの方から「安全のため、カバンやポケットの中の物は全て、指定の場所に置いてからお入りください」との指示がありました。スマートフォンなども例外ではなく、そのため、この素晴らしい空間の写真を一枚も撮ることができなかったのです…!うぅ、本当に残念!あの感動的な光景を、皆さんにお見せできないのが悔やまれます。

ハンモックフロアは、寝そべってリラックスできるので妊婦さんにもおすすめですが、足元が不安定なので移動の際は十分注意してくださいね。また、写真撮影ができない点は事前に理解しておくと良いでしょう。

 

 

お楽しみはまだ続く!パビリオン体験者限定の穴場レストラン

夢のようなハンモック体験を終え、パビリオンの出口へ向かうと、そこにはレストランコーナーが併設されていました。そして、このレストランこそが、ルクセンブルク館のもう一つの「隠れた魅力」だったのです!

 

知る人ぞ知る!待ち時間ほぼなしの限定グルメ

なんと、このルクセンブルク館のレストランは、パビリオンを体験した人しか利用することができないという、ちょっと特別なシステム。そのため、他の万博会場内のレストランが大行列しているのを横目に、私たちはほとんど待つことなく、スムーズに席に着くことができました! これぞまさに穴場!お腹を空かせた私たちにとっては、本当にありがたい限りです。

メニューは、ルクセンブルクの伝統料理をアレンジしたものが中心。私たちが注文したのは、大きなソーセージが挟まったホットドッグと、ポテトフリッターのセット。お値段は2100円と、一般的な感覚で言えば「ちょっと高いかな?」と感じるかもしれませんが、万博会場内の食事の相場を考えると、まあ「万博価格としては普通くらいかな」という印象でした。

肝心のお味はというと…これが、とっても美味しい! ソーセージはパリッとジューシーで食べ応えがあり、パンも香ばしくて美味。ポテトフリッターも、手が止まらなくなる美味しさでした。隣のテーブルでは、美味しそうにビールを飲んでいるお客さんが。「ああ、このソーセージには絶対にビールが合うだろうなぁ…」と、喉から手が出るほど飲みたくなりましたが、そこは妊婦の務め、ぐっと我慢です(笑)。自販機で買ったアクエリアスで我慢。

 

食後のミニゲーム!伝統ボーリングに挑戦

美味しい食事でお腹も心も満たされた後は、さらなるお楽しみが!レストランの片隅には、ルクセンブルクの伝統的なボーリングを体験できるミニゲームコーナーが設けられていました。もちろん、私たちも挑戦!1人2投まで投げることができるのですが、木のボールを転がして9本のピンを倒すという、シンプルながらも奥が深いゲーム。これが意外と難しくて、なかなかストライクは出せませんでしたが、童心に帰ってワイワイと楽しむことができました。

 

まとめ:ルクセンブルク館は、妊婦さんも楽しめる工夫と魅力がいっぱい!

というわけで、私のルクセンブルク館体験。当初は「待ち時間が長いかも…」と少し不安もありましたが、結果的には「行って本当に良かった!」と心から思える、大満足のパビリオンでした。

ルクセンブルク館 妊婦さんへのおすすめポイント&注意点まとめ
  • 妊婦優先レーンあり! ただし、20~30分程度の待ち時間は覚悟。
  • 待ち列はあまり動かないので、折りたたみ椅子の持参が超おすすめ!
  • 館内は映像コンテンツ中心。時間に余裕を持った計画を。
  • 最後のハンモックフロアは必見!最高の癒し空間ですが、写真撮影は不可。
  • パビリオン体験者限定のレストランは穴場!美味しいルクセンブルク料理をぜひ。

ルクセンブルクという国に対して、これまであまり具体的なイメージを持っていませんでしたが、今回の訪問を通して、その多様性に富んだ文化や、革新的で遊び心のある一面に触れることができ、とても興味深く感じました。そして何より、妊婦への配慮がありつつも、ちょっとユニークな待ち時間や体験が用意されているという点が、他のパビリオンとは一味違う魅力になっていると思います。

大阪・関西万博には、まだまだ私たちの知らない「隠れた宝石」のようなパビリオンがたくさん眠っているのかもしれませんね。有名どころだけでなく、こうした個性豊かなパビリオンに足を運んでみるのも、万博の大きな楽しみ方の一つだと改めて感じました。

これからルクセンブルク館へ行かれる妊婦の皆さん、ぜひ折りたたみ椅子を片手に(笑)、時間に余裕をもって、このユニークなパビリオンを心ゆくまで楽しんできてくださいね!