こんにちは、プレママの皆さん!お腹の赤ちゃんとの貴重な時間を満喫中でしょうか?
いよいよ開幕した大阪・関西万博!「妊婦でも楽しめるかな?」「アトラクションは無理でも、海外パビリオンなら…」と、期待と不安が入り混じっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
万博の海外パビリオンは、実は妊婦さんに優しい配慮がされている場所も多いんです。ゆったりとした空間設計や、座れる場所の多さなど、随所に工夫が見られます。でも、中にはその人気ゆえに、妊婦優先レーンが設けられないパビリオンも存在します。
今回、私が体験してきたのは、まさにそんな人気パビリオンの一つ、ヨルダン館!「砂漠の砂の上を歩ける」とSNSでも話題沸騰の、行列必至のパビリオンです。妊婦の私が実際に体験して感じたこと、待ち時間のリアル、そして「妊婦さんに優しいか」という視点で、詳しくレポートしていきます!
ヨルダン館、リアルな待ち時間レポート
「人気パビリオンは朝一が勝負!」これは万博に限らず、テーマパークの鉄則ですよね。私もそのセオリーに習い、開場と同時にヨルダン館を目指したいところでしたが、WASSEのBakery Expo Japanに行ってしまい出遅れ。それでも時刻は午前10時前でまだ10時入場組は来ていません。しかし、そこにはすでに驚きの光景が…!
入口には、「120分待ち」と書かれたカードを持った警備員さんが立っていました。まさかの2時間待ち!?妊婦にとって2時間は、想像以上に長く感じられます。お腹の重さ、足のむくみ、トイレの心配など、様々な不安が頭をよぎります。
「うーん、これは厳しいかな…」と一瞬諦めかけましたが、せっかく来たのだからと、意を決して列に並ぶことに。列には、ところどころに日差しを遮るためのパラソルが用意されていました。でも、自分の場所がちょうどパラソルの下になるかは運次第。
この経験から、強くお勧めしたいのが、日傘と折りたたみ椅子の持参です!特に晴れた日には、日差しがダイレクトに当たる場所も多いので、日傘は必須。そして、立ちっぱなしの待ち時間は想像以上に体に負担がかかるので、サッと出して座れる折りたたみ椅子があれば、体力を温存できます。この2アイテムは、万博を快適に過ごすためのマストアイテムだと感じました。
万博あるある?公称待ち時間より短い可能性大!
諦めずに並んでみた結果、実は嬉しい発見がありました。警備員さんが持つ「120分待ち」のプラカードでしたが、実際に待った時間はなんと30~40分程度!予想よりもはるかに早く中に入ることができました。
これには理由があるんです。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のようなテーマパークは、長年のデータ蓄積があるので、待ち時間の表示がかなり正確ですよね。しかし、万博は始まったばかりで、まだ来場者の流れやパビリオンの回転率に関するデータが少ない段階です。そのため、待ち時間はかなり「大げさ」に表示されていることが多いようです。
もちろん、日によって混雑状況は変わりますが、「公表待ち時間を見て諦めないで!」というのは、万博を楽しむ上でのちょっとした裏ワザかもしれません。
いざ、ヨルダン館へ!内部の様子と妊婦さんへの配慮は?
短い待ち時間で中に入れたので、ホッと一安心。ここからは、ヨルダン館の内部の様子と、妊婦さん目線での気づきをご紹介します。
最初の部屋は映像と解説でヨルダンを知る
パビリオンに入って最初のエリアは、映像を見ながらヨルダンについて説明してくれる空間です。ガイドのお兄さんが、熱心にヨルダンの歴史や文化について解説してくれます。
ただ、内装に凝りすぎているせいか、壁の何か所かにモニターが埋め込まれているものの、配置が複雑で、残念ながら全員が見やすいわけではありませんでした。後ろの方に立つとモニターが見えにくかったり、解説の声が届きにくかったりする可能性があるので、なるべく前の方に陣取るのがおすすめです。
この部屋の奥には、珍しい鉱石の展示も。鉄琴のように叩くと不思議な音が鳴り、その音に連動して上のモニターにアラビア語が和訳されるという面白い仕掛けもありました。ちょっとした休憩がてら、触れてみるのも良いでしょう。
お楽しみのヨルダンの砂漠体験!インディージョーンズの世界へ
そして、いよいよお楽しみのメインエリア、ヨルダンの砂漠です!ヨルダンの砂漠は、鉄分を多く含む赤土が特徴で、その独特の色合いから「火星のよう」と形容され、数々の映画のロケ地にもなっています。かの有名な「インディ・ジョーンズ」の撮影もここで行われたとか!
砂の上を歩く体験なので、全員裸足になるのがルール。正直、他の来場者さんの足の汗を吸っているのかと思うと、ちょっぴり抵抗がありましたが(笑)、せっかくなので意を決して裸足に!
実際に足を踏み入れてみると、砂はひんやりとしていて、とても気持ちよかったです。サラサラとした感触も心地よく、本当に砂漠を歩いているような非日常感が味わえます。
砂で少し遊んでいると、ヨルダン人のお姉さんが優しく声をかけてくれて、360度モニターでの映像が始まりました。広がる砂漠の風景が、よりリアルに感じられます。ただ、目の前の砂に夢中になりすぎて、映像の内容はあまり頭に入ってこなかったのはご愛嬌ですね(笑)。
妊婦さんとしては、砂の上を歩くのは少し不安定に感じるかもしれませんが、比較的平坦な場所なので、ゆっくり慎重に歩けば問題ないでしょう。足元が柔らかいので、普段とは違う足裏の感触を楽しめます。
ショッピングコーナーと「死海スパ」の謎
砂漠体験の後は、ショッピングコーナーです。ヨルダンならではのお土産が並んでいて、見ているだけでも楽しめます。私は、ヨルダン人のお兄さんにおすすめされた人気のひよこ豆ディップ(フムス)と、珍しいお菓子を思わず購入してしまいました。レジは結構並んでいましたが、これも万博あるあるですね。ただ、レジ列と、瓶に砂を入れて文字を書いてくれるサービスの列が少し分かりにくかったので、注意が必要です。
そして、このショッピングコーナーの一角にあったのが「死海スパ」。2500円で手だけマッサージしてくれるとのこと。私は「手だけか~」と思ってスルーしてしまいましたが、後から調べてみると、実は予約がすでに売り切れていたとのこと!最初の部屋でガイドのお兄さんが勧めていたのに、体験できないのはちょっと残念でしたね。もし興味がある方は、東ゲートの朝一番で挑戦するしかありません。
まとめ:妊婦さんにとってヨルダン館は?
今回のヨルダン館体験を通じて感じたのは、
- 妊婦優先レーンはないため、待ち時間対策が必須。日傘と折りたたみ椅子は本当に役に立ちます。
- 公表待ち時間より早く入れる可能性も高い。諦めずに並んでみる価値はあります。
- 砂漠体験は新鮮で楽しい!足元は不安定なものの、非日常感を味わえます。
- 死海スパは事前予約が吉。現地で勧誘されても、すでに売り切れている可能性があるので注意。
「妊婦さんにとても優しいパビリオン」とは一概には言えませんが、それでも「ヨルダンの砂漠を歩いてみたい!」という強い気持ちがある方には、ぜひおすすめです。他ではなかなか体験できない貴重な経験ができるはずです。体調と相談しながら、賢く万博を楽しんでくださいね!