【万博妊婦の駆け込み寺!】クウェート館の神対応に涙!優先レーンと癒しのプラネタリウム体験レポ

大阪・関西万博、連日たくさんの人で賑わっていますね!私も何度か足を運んでいますが、パビリオンによっては「これは…!」と息をのむほどの大行列に出くわすこともしばしば。特に妊娠後期の身には、この行列がなかなかの強敵です。そんな中、多くの来場者から「あそこは本当に素晴らしい!」とひときわ評価が高いと噂の「クウェート館」。私もその評判を聞きつけ、期待に胸を膨らませて向かってみました。

到着したのはお昼少し前。既にクウェート館の前には、その人気を物語るかのように、何重もの長蛇の列が形成されていました。「うわぁ…これは妊婦が普通に並ぶのはちょっと厳しいかもしれない…」と、一瞬心が折れそうになりました。太陽もじりじりと照りつけ、立っているだけで体力が奪われていくのを感じます。お腹の赤ちゃんも「ママ、大丈夫?」と心配しているかのようにポコポコと動いているような…。

 

 

行列の先にあった希望!クウェート館の「神対応」妊婦優先レーン

しかし、諦めるのはまだ早い!事前に「クウェート館には妊婦優先レーンがあるらしい」という情報をキャッチしていた私は、最後の望みを託してスタッフの方を探すことに。通常の待機列は右側に長く伸びていたので、そちらの列を整理していたスタッフの方(外国の方でした)に、「すみません、妊娠中なのですが、優先レーンはありますでしょうか?」と、お腹が大きいというジェスチャーを交えて尋ねてみました。するとその方は、にこやかに「ああ、それならあっちだよ!」と、列の左側を指差して教えてくれたのです!

 

「あっち」と言われた左側に回ってみると、確かにそこには一般列とは別の、少し空いているスペースが!そこにいた別のスタッフの方に改めて妊娠中であることを告げると、「はい、どうぞこちらへ!」と、スムーズに優先レーンへと案内していただけました! この時の安堵感といったら…!まるで砂漠でオアシスを見つけたような、いや、それ以上の感動でした。本当に、本当にありがたいシステムです。

特に私は妊娠後期に差し掛かり、30分以上同じ体勢で立っていると、どうしても腰がズキズキと痛くなってくるので、この優先的な配慮はまさに救いの手。お腹もかなり目立つようになってきているためか、特に母子手帳などの提示を求められることもなく、信頼して案内していただけたのがとても嬉しかったです。長時間行列に並ぶストレスと身体的負担から解放され、心穏やかにパビリオンへ入ることができました。

 

クウェート館 妊婦さん向け優先レーン体験談

  • 昼前の大行列でも、優先レーンでスムーズに入館可能!
  • スタッフの方に尋ねれば、親切に案内してくれます(国際色豊かなスタッフさんとの交流も!)。
  • 妊娠後期でお腹が目立てば、母子手帳の提示は特に不要な場合も(状況によるかもしれません)。

「もうダメかも…」と諦める前に、ぜひ一度スタッフの方に声をかけてみてください!

 

いざ、魅惑のクウェート館へ!多彩なエリアを探訪

さて、いよいよ館内へ!優先レーンのおかげで体力を温存できたので、ワクワクしながら展示を巡ります。クウェート館は、いくつかの異なるテーマのエリアに分かれていて、飽きさせない工夫が凝らされていました。

エリア1:映像コンテンツで知るクウェート

最初に通されたのは、映像コンテンツを中心としたエリア。ここでは、ダイナミックな映像でクウェートが紹介されていました。天井にヒーターを取り付けて温度でも退館させてくれるなど、短い時間でクウェートという国の多面的な魅力を感じ取ることができました。

 

エリア2:特産物と文化に触れる自由観覧エリア

映像エリアを抜けると、そこはクウェートの特産物や伝統工芸品などが展示された自由観覧エリア。かつて「砂漠の真珠」と称された天然真珠や、クウェートの生活に欠かせないデーツや、香り高いアラビアコーヒーに関する展示もあり、豊かな食文化の一端にも触れることができました。展示物の一つ一つから、国の歴史と誇りが感じられるようでした。

 

エリア3:大人も子供も笑顔になる!遊戯エリア

次に現れたのは、なんと映像ゲームや滑り台などが設置された、ちょっとした遊戯エリア!子供たちが歓声をあげて楽しそうに遊んでいる姿は、見ているこちらも自然と笑顔になります。さすがに妊婦の私が滑り台に挑戦するわけにはいきませんでしたが(笑)、万博という国際的なイベントの中に、こうして子供たちが純粋に楽しめる「遊び」の空間が用意されているのは、とても素敵なことだなと感じました。家族連れにとっては、特に嬉しいエリアでしょうね。

 

エリア4:至福のひととき…寝そべりプラネタリウム!

そして、このクウェート館のハイライトとも言えるのが、最後に待ち受ける寝そべって鑑賞できるプラネタリウムエリアです!ちょっとかたい砂漠っぽい感じの椅子に寝そべるように座り、天井いっぱいに広がる満天の星空や宇宙の映像を堪能できるという、まさに至福の空間。

実は、このプラネタリウムの手前には、ちょっとしたソファなどが置かれた休憩エリアも設けられていました。もしプラネタリウムの上映まで時間があったり、少し疲れていたりしたら、ここで一休みするのも非常に良い選択だと思います。妊婦さんにとっては、まさにオアシスのような場所と言えるでしょう。

私たちの場合、運良く(?)「あと1分でプラネタリウムの次の上映が始まりますよー!」とスタッフの方に声をかけていただいたので、休憩エリアはスルーして、そのままプラネタリウムへ。寝そべって見上げる星空は本当に美しく、日中の喧騒を忘れ、穏やかで幻想的なひとときを過ごすことができ、心身ともにリフレッシュできた気がします。これは、万博で疲れた身体と心を癒すのに最高の体験でした!

妊婦さんへのクウェート館おすすめポイント:
  • 何と言っても妊婦優先レーンの存在!行列を回避してスムーズに入館できます。
  • プラネタリウム前の休憩エリアは、座って休むのに最適。
  • 寝そべって鑑賞できるプラネタリウムは、リラックス効果抜群!身体への負担も少ないです。
  • 館内は比較的涼しく、暑さからの避難場所としても◎。

レストランへの期待と、次回の万博への思い

クウェート館には、美味しいと評判のレストランも併設されていると聞いています。今回は残念ながら時間の都合で立ち寄ることができませんでしたが、本格的なアラビア料理が味わえるとのことなので、非常に気になっています。

お腹の赤ちゃんが生まれて、少し落ち着いたら…いや、もしかしたら、「動けなくなるまでにもう一度!」という気持ちで、近いうちに再訪してレストランも制覇したいな、なんて考えています(笑)。万博は、本当に何度来ても新しい発見と楽しみがありますね。

 

結論:クウェート館は、噂通りの「神パビリオン」でした!

今回訪れたクウェート館。多くの来場者から高い評価を得ている理由は、実際に体験してみてよく分かりました。魅力的な展示内容はさることながら、やはり特筆すべきは妊婦や身体の不自由な方への細やかな配慮です。あの混雑の中で、優先的に、そしてスムーズに入館させていただけたことは、本当に言葉にできないほどの感謝でいっぱいです。

パビリオンのスタッフの方々も皆さん親切で、異文化に触れる喜びと共に、人の温かさも感じることができました。「クウェート」という国に対して、より一層親しみと興味が湧いたのは言うまでもありません。

もし、大阪・関西万博を訪れる予定の妊婦さんがいらっしゃったら、私は声を大にして「クウェート館は絶対におすすめですよ!」とお伝えしたいです。きっと、素晴らしい万博体験の助けになってくれるはずです。そして、お腹の赤ちゃんと一緒に、忘れられない思い出を作ってくださいね!