妊娠9週で出血し、その後は安静にすることを言いつけられいました。その後の経過を簡単に紹介します。
診察の結果…子宮内の血液の塊
出血後、診察をしてもらった結果、幸いなことに赤ちゃんは無事でした。心臓もしっかりと動いているのが確認でき、少しだけホッとしました。
しかし、先生からは「子宮の中に血液の塊(血腫)ができています。これが原因で出血しているのでしょう。安静にするしかありません」と告げられました。
「安静にするしかない」
その言葉は、私にとって想像以上に辛いものでした。出血は少量ながらも毎日続き、「また出血したらどうしよう」「赤ちゃんは本当に大丈夫なのかな」という不安が常に頭から離れませんでした。
先生には在宅で安静にしておくようにと言いつけられました。
長く感じた1か月…出口の見えない不安との闘い
出血が始まってからの1か月は、本当に長く感じました。できるだけ横になって過ごしましたが、ちょっとした動きでも出血してしまうのではないかと、常にびくびくしていました。インターネットで同じような経験をした方のブログを読み漁ったり、些細な体の変化に一喜一憂したり…。出口の見えない不安の中で、精神的にもかなり落ち込んでいました。
ようやく止まった出血…そして訪れた穏やかな日々
1か月が過ぎた頃、ようやく出血が止まりました。次の健診で、先生から「血液の塊も小さくなっていますね。赤ちゃんも順調ですよ」と言われた時、本当に嬉しくて涙が溢れました。
あの時の不安や辛さは、今でも鮮明に覚えています。妊娠初期の出血は、決して珍しいことではないと聞きますが、実際に経験すると、想像を絶する不安に襲われるものです。
今、同じように不安を抱えている方へ
もし今、妊娠初期の出血で不安な気持ちを抱えている方がいたら、どうか一人で悩まないでください。すぐに医療機関を受診し、医師や助産師さんに相談してください。そして、ご自身の心と体をゆっくりと休ませてください。
私の場合は、安静にすることで出血は止まり、赤ちゃんも無事に成長してくれています。もちろん、出血の原因や状況は人それぞれ違いますが、諦めずに希望を持ってほしいと心から願っています。