妊娠が分かって、少しずつお腹が膨らみ始めると、「あれ?いつものズボンがきついかも…」と感じ始める方、多いのではないでしょうか。ボタンがきつくなったり、ウエスト部分が締め付けられたりして、これまで履いていたズボンがどんどん履けなくなってくると、毎日の服装選びに困ってしまいますよね。
特に、つわりで体調が優れない時や、お腹が張っている時などは、締め付けられるのが本当につらいものです。
マタニティライフを心地よく過ごすためには、お腹周りを締め付けない、楽ちんなズボンを選ぶことがとっても大切です!今回は、妊婦さんにおすすめのズボンタイプと、選ぶ際のポイントをご紹介したいと思います。
妊娠と共にお腹周りは変化します
妊娠週数が進むにつれて、赤ちゃんが成長し、子宮が大きくなることで、お腹周りは確実に膨らんでいきます。それに伴い、ウエストや腰回りもサイズが変わってきます。
これまでのズボンでは、お腹の膨らみを圧迫してしまったり、ゴムがきつすぎたりして、不快感を感じるようになります。早めに、お腹周りが楽なズボンに切り替えることが、快適なマタニティライフを送るための第一歩です。
妊婦さんにおすすめの「楽ちん」ズボンタイプ
妊婦さん向けに、お腹周りを締め付けない、様々なタイプのズボンやボトムスがあります。
- マタニティデニム・マタニティパンツ 見た目は普段履いているデニムやパンツとほとんど変わりませんが、お腹の部分がゴムやストレッチ素材でできており、お腹の大きさに合わせて優しくフィットしてくれるのが特徴です。ウエスト部分にアジャスターが付いていて、お腹の大きさに合わせて調節できるタイプや、ウエスト部分がクロスになっていてお腹を優しく包み込むタイプなど、様々なデザインがあります。これまでのコーディネートに合わせやすく、おしゃれを楽しみたい妊婦さんにおすすめです。
- レギンス・マタニティレギンス 高いストレッチ性で、お腹を締め付けずに優しくフィットしてくれます。ワンピースやチュニックと合わせれば、ルームウェアとしても、ちょっとしたお出かけ着としても活躍します。マタニティ用のレギンスは、お腹全体をすっぽりと包み込むような設計になっているものがあり、安心感があります。
- ワイドパンツ・ガウチョパンツ ウエストがゴムで、全体的にゆったりとしたデザインのパンツです。お腹周りを締め付けないのはもちろん、体型カバーも叶います。妊娠初期~中期にかけては、マタニティ用でなくても普段より一つ大きめのサイズや、ウエストゴムのものをを選べば対応できる場合もあります。
- スカート(ウエストゴム、ロングスカートなど) ズボンではありませんが、お腹周りが楽なボトムスとしてスカートもおすすめです。ウエストがゴムになっているものや、お腹を締め付けないデザインのものを選びましょう。丈が長めのものだと、お腹が大きくなってもバランスが取りやすく、足元を冷やさないというメリットもあります。
ズボンを選ぶ上でのポイント
妊婦さん向けのズボンを選ぶ際には、以下の点をチェックしてみましょう。
- ウエスト部分の仕様: お腹の膨らみに合わせて、どのくらいサイズ調整が可能か、フィット感はどうかを確認しましょう。ゴムがきつすぎないか、お腹を優しく包み込んでくれるかなどがポイントです。
- 素材: ストレッチ性があるか、肌触りが良いか、通気性はどうかなども重要です。特に夏場は通気性の良い素材を、冬場は暖かい素材を選びましょう。
- 丈: お腹が大きくなると、足元が見えにくくなることがあります。裾を踏んでしまったりしないか、丈の長さを確認しましょう。
- デザイン: 普段の服装のテイストや、お好みに合うデザインを選びましょう。最近は、マタニティウェアでもおしゃれなものがたくさん出ています。
- 価格: マタニティ期間だけでなく、産後もウエスト周りが気になる時期や、授乳期間中も着られるデザインのものを選ぶと、長く使えてお得です。
どこで買う?
- マタニティウェアの専門店(店舗やオンラインショップ)
- ベビー用品店
- ファッションブランドのマタニティライン
- オンラインショッピングサイト(楽天、Amazonなど)
- セカンドハンド(フリマアプリやリサイクルショップなど)
様々な場所で購入できますので、ご自身に合った方法で探してみてください。実際に試着してみるのが一番おすすめです。
最後に
妊娠中、お腹周りが締め付けられるのは、ママにとっても赤ちゃんにとっても良くありません。体の変化に合わせて、早めに楽ちんなズボンに切り替えることが、快適なマタニティライフを送るための鍵です。
ご紹介したように、妊婦さん向けには様々なタイプのズボンがあり、デザインも豊富でおしゃれなものもたくさん出ています。
ぜひ、ご自身の体と向き合いながら、お気に入りの一着を見つけて、心地よくマタニティライフを過ごしてくださいね!
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