こんにちは!プレママ(もうすぐママになる方)や、そのご家族の皆さん 😊
妊娠中の体の変化には、本当に驚かされることばかりですよね。つわりがおさまったと思ったら、今度は強烈な眠気…!「赤ちゃんのためにも休まなきゃ」と思ってお昼寝してみても、なんだかスッキリしない、まだ眠い…なんて経験ありませんか?
「私、怠けてるのかな?」「こんなに寝てばかりで大丈夫?」なんて不安に思う方もいるかもしれませんが、心配ご無用! 妊娠中の眠気、特に昼寝をしても続く眠気には、ちゃんと理由があるんです。
今回は、その「なぜ?」に迫ってみましょう!
理由1:ホルモンの大活躍!プロゲステロンの影響
妊娠すると、女性ホルモン、特に「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌量がぐーんと増えます。このプロゲステロンには、妊娠を維持するために子宮の収縮を抑えたり、体温を上げたりする大切な働きがあるのですが、同時に強い眠気を引き起こす作用もあるんです。
まるで「体を休ませて、赤ちゃんをしっかり育ててね!」という体からのメッセージのようですね。お昼寝で一時的にスッキリしても、このホルモンの影響は続いているので、また眠気を感じてしまうのは自然なことなんです。
理由2:赤ちゃんを育むためのエネルギー消費!
お腹の中で赤ちゃんが成長し、胎盤が作られる過程は、ママの体にとってフルマラソン並み(!)とも言われるほど、たくさんのエネルギーを使います。基礎代謝も上がり、常にエネルギーを消費している状態。
体が一生懸命、新しい命を育んでいる証拠です。だから、普段より疲れやすく、眠気を感じやすくなるんですね。お昼寝でエネルギーを少しチャージしても、根本的なエネルギー消費が大きいので、眠気が残ってしまうことがあります。
理由3:実は夜、ぐっすり眠れていないかも?
「夜はちゃんと寝てるはず…」と思っていても、妊娠中は睡眠の質が低下しがちです。
- 頻尿: 赤ちゃんが大きくなるにつれて膀胱が圧迫され、夜中に何度もトイレに起きる。
- 寝苦しさ: お腹が大きくなって寝返りが打ちにくい、楽な姿勢が見つからない。
- 体の不調: 足のつり(こむら返り)、腰痛、胃のむかつき、息苦しさなど。
- 赤ちゃんの胎動: 愛おしいけれど、時に眠りを妨げることも。
- 精神的な要因: 出産や育児への期待と不安。
これらの理由で、夜間の睡眠が浅くなったり、中断されたりしていると、日中に十分な休息をとっても、睡眠不足が解消されずに眠気が続いてしまうことがあります。
じゃあ、どうすればいいの?
この眠気と上手に付き合っていくためのヒントをいくつかご紹介します。
- 眠いときは無理せず休む!: 体からの「休んでね」サインです。罪悪感を持たず、横になったり、短時間の昼寝を取り入れたりしましょう。
- 夜の睡眠環境を整える: 寝る前のスマホは控える、抱き枕を使う、カフェインを避けるなど、できることから試してみましょう。
- 水分補給とバランスの取れた食事: 特に鉄分不足(貧血)は強い疲労感につながるので、意識して摂りたいですね。(食事については医師や助産師さんに相談しましょう)
- 軽い運動: 体調が良い時に、散歩などの軽い運動を取り入れると、気分転換になり、夜の寝つきが良くなることも。
- 周りの人に頼る: パートナーや家族に状況を伝え、家事などを協力してもらいましょう。
まとめ
妊娠中の強い眠気は、決して怠けているわけではなく、赤ちゃんを育むために体が一生懸命働いている証拠です。ホルモンの影響や、エネルギー消費、睡眠の質の低下など、様々な要因が重なっています。
お昼寝をしても眠気が続くのは、それだけママの体が頑張っているということ。「今はこういう時期なんだ」と割り切って、無理せず、ご自身の体を大切にしてあげてくださいね。
もし、眠気があまりにもひどい、他の症状もあって辛い、という場合は、貧血などが隠れている可能性もあるので、遠慮なくかかりつけの産婦人科医に相談しましょう。
ゆったりした気持ちで、大切なマタニティライフを過ごしてくださいね!応援しています😊
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